三田貝分校
北上高地最大の交通の難所「早坂峠」を一気に貫く3,115kmに及ぶトンネルが開通し、沿岸部と県央部の大幅な時間短縮が図られるため、観光や物・人の活発な交流などによる地域活性化が期待されています。この開通を期に、西の玄関口となる当駅が、日本三大鍾乳洞“龍泉洞”に代表される鍾乳洞群など自然美の楽園岩泉町へいざなうとともに、道路情報、観光情報の発信基地、地域振興の拠点となるものです。
県都盛岡市から約55km、早坂トンネル東側出口から7kmの距離に位置し、町立門小学校三田貝分校跡地に建っています。山間の分校をイメージし、周囲の山とも調和を図りながら、木造平屋建てとし屋根、外壁の色調も当時の分校に合わせた造りとなっています。そこには、通る人へやさしく郷愁を語りかけるとともに、立ち寄ってあの頃のように愛着を持って利用していただきたいとの切なる願いが詰まっているのです。
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