尾瀬街道みしま宿
−国道252号尾瀬街道みしま宿−
2月/雪と火のまつり
毎年2月に開催される三島町の「雪と火のまつり」は、冬の民族行事が集大成されたものです。小正月行事として残る「サイの神」がメインで、正月に使ったしめ縄や、ワラ、カヤなどを御神木にまきつけて燃やし、無病息災、家内安全、五穀豊じょうを祈ります。雪が舞う中、高さ30メートルのサイの神が火柱のように赤々と炎を上げる様は荘厳です。
6月/工人まつり
「作る人から使う手へ」をテーマに、三島町で毎年行なわれています。伝統技術を受け継ぐ「作り手」と、工芸品を使う「使い手」の交流を通して、ものづくりの継承や発展をねらいとした催し物です。
全国から毎年百人以上の職人が集まることもあり、そこにならぶ木工や染物、細工物は個性豊かです。また工芸品が当たる抽選会や縄ない競争なども催され、まつりは毎年大きな賑わいを見せています。
9月/会津地鶏まつり
会津地鶏は、その昔平家の落人が愛玩用に持ち込み広まったと言われており、また会津地方に伝わる伝統行事「会津彼岸獅子」の飾羽に会津地鶏の尾羽が使われていたことから、400年前から既に生息していたとも言われております。美坂高原で行われる会津地鶏まつりはバーベキューコーナーや野菜の直売コーナーなど会津の歴史と共に生きた幻の地鶏と緑豊かな自然の中でふれ合えるイベントとして毎年賑わいを見せております。